ラッキーと家族

To:ラッキー

From:ひろみお姉ちゃん

ラッキーは、私の母が選んで飼いました。前のビーグルジミーが亡くなり半年で。当時私と妹と母の3人暮らし。ジミーが亡くなり母がさびしいと訴え、私達姉妹は母がそんなに言うならと。その母が2015年1月に亡くなりました。妹は既に嫁ぎ、私とラッキーで生活が始まりました。私は転勤で地元から2時間以上かかる勤務地に転勤しており、ラッキーを1人にすることに抵抗がありました。母が亡くなり、1年後、私は動物病院の主治医から、ラッキーが糖尿病であること、朝晩二回インスリン注射を打たなくてはならないことを告げられたのです。その場で、主治医から、注射の練習をさせられました。3月の寒い日なのに、背中から汗がびっしょり出て、疲労とショックであとのことは覚えていません。しかし、ラッキーを死なせるわけにはいかない、絶対長生きさせるんだ‼️と、腹を決め、朝4時半に起き、ラッキーを散歩させ、ご飯、注射、結石の薬を服用させ出勤する日々が始まりました。帰りは早くても夜7時過ぎ。ラッキーも頑張ってくれました。半年後、ラッキーが白内障により目が見えなくなりました。ラッキーは、最初部屋でぶつかりそうになりましたが、すぐに慣れました。散歩もだんだん、もとのように。縁あって、今の主人と結婚。ラッキーを大事にして、ラッキーも主人になつきました。そんな中、今年1月、ラッキーがふらふらしだして、病院へ。ちょうどコロナが国内で話題に出た頃です。原因不明でラッキーが下痢をしたり、病院へ深夜駆け込みました。入退院を繰り返し様々な検査をしても、わかりません。家にいるとまた、震えて下痢。最後に高い値段の検査をしました。これで細菌がみつかり、主治医が試行錯誤でラッキーに合う薬を見つけました。背中に皮膚炎も発症。でも私達家族はあきらめませんでした。10月9日15歳の誕生日をなんとしても迎える‼️と希望を持ちました。コロナ渦の中病院も激混みで、本当に大変でした。主治医と連携を取りながら5月15日退院。そして、15歳の誕生日を迎えることが出来たのです。現在、朝晩散歩して走ることも出来ます‼️ラッキーは、私の大事な弟です。亡くなった母に誓った、ラッキーを長寿にということをこれからも目標に、家族仲良く、ラッキーの幸せを祈り、ラッキーとともに楽しい生活をコロナ渦であっても送ろうと思っています。