Animal Donation~アニマル ドネーション

 

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構想からオープンするまで、予想外の1年以上!数々の紆余曲折を経験した設立STORY

設立の動機は「知ってしまった以上見過ごすわけには行かない」

dog 母親犬が保護されたとき、お腹の中にいた兄弟。
保護団体によってレスキューされ、新しい飼い主が
見つかりました。このような理不尽なことを
「知ってしまった」のです。

家族の一員として愛情をたっぷり受け、幸せに暮らすペットがいます。かたや、飼えなくなったからというような私たち人間の都合で不幸な道をたどる動物たちがいる、そのことをなんとなく知っていました。
ですが、年間28万頭、日換算にして800頭もの動物が殺処分されていることを知ってしまった時が、代表西平が動き出した瞬間でした。
「知ってしまった」以上見過ごすわけにはいかない。なぜなのか、他の国とはなにが違うのか、いてもたってもいられず貪欲に調べはじめました。

世界有数の経済国家であり、2兆円にも及ぶペット産業が成り立つ日本でありながら、ドイツやイギリスのような動物に優しい国になっていないのはなぜなのか、いち愛犬家の自分になにができるのか…

「大好きな動物のために力になりたい!」まずは情報サイトをめざし、単独で活動開始

介助犬 日本に50数頭しかいない介助犬。
どんな役割なのかも日本ではあまり知られていません。
一頭を育て上げるのに、大変な労力がかかります。

そして、様々なリサーチの末、西平がたどり着いたのは動物関連の情報サイト構築です。自分と同じく動物が好きでいながら、正しい情報を知らない人々にまずは知ってもらいたい、そのために株式会社リクルート勤務時代に培ったスキルをいかそう、と。企画したのは、WEBの良さを活かした情報投稿型サイト。制作会社へ依頼をし、企業へプレゼンテーションへ行き、ある程度まで形を作りました。しかし、その過程の中でふつふつと疑問が沸き起こってきたのです。大変な苦労を重ねて動物をレスキューしている団体や、1年以上かけて1頭の補助犬を育成している団体にとって、なにが一番必要なのかと。
どの団体も金銭的な苦労はつきものでした。

「もう少し余裕があればもう1頭救えるのに」。そして西平が個人的に寄付するようになったとき、少しみえてきたものがあったのです。

2010年夏 いったん全てストップ! 「現場」調査にこだわり再度徹底リサーチ

ペット業界の方にヒヤリングさせていただく櫻井 ペット業界の方にヒヤリングさせていただく櫻井。
知ることすべてが新鮮で驚きでした。

ある程度進んでいた情報サイトがベストであるのか、疑問を持ったまま行動を続けるのはやめました。動物のために、なにが必要なのか、もう一度リサーチのし直しをすることにしました。この時点で、西平の想いに共感した元同僚の櫻井は西平以上の熱意を持って一緒に動き始めました。必要なことは「あらゆる情報を多方面から収集し、現場を直接見て聞き問題点を知ること」。動物業界の構造について調べ、詳しい方に正直に「リサーチです」とお願いし、西平と櫻井で足を運びました。保護団体や補助犬の団体を運営されている方々はもちろんのこと、動物に関するシンポジウムやセミナー、動物に関する本の著者、官公庁の方への取材、動物管理愛護法の改正活動にも加わり政治家にも話を伺いに行きました。

2010年の夏秋、大変な猛暑の中、西平と櫻井は「現場」にこだわりました。 そして、導き出した結論は、まずは現実を多くの愛犬猫家に知ってもらうことが重要、そして知る事により「現実を改善したい」と抱くであろう気持ちをなにかしらのアクションにつなげられる手段が必要であり、その手段として幅広くタイムリーにリーチできるネットが向いている、と。その結果、これで行こう!と決定したのが「日本初!動物のためのオンライン寄付サイト」という形でした。

大きな障害と奇跡的な出会いでアニマル・ドネーション始動!

ミーティング風景 左から取材ライティング櫻井、企画立案代表西平、
システム担当川端、WEB制作川端。
それぞれの持つ異なるスキルを合わせて、
アニマル・ドネーションを作り上げています。

とはいっても、ボランティアやNPOの実績がない、単なる動物好きな人間がすぐに寄付サイトを運営できるわけがありません。海外では、PAYPALの普及やフェイスブック内でのオンライン寄付も盛んですが、寄付文化の根付いていない日本では金融機関の審査が大変厳しく、大きな壁がありました。何社とも交渉を重ね、電話で「寄付をカード決済したいのですが…」「それは無理です」と即座に断られることを繰り返すなかで、熱い想いが通じたのか出会いがあり突破口を見つけました。
その出会いにより、多くの方に現状を知っていただくと同時にその気持ちをすぐに寄付できる「オンライン寄付」が形になることになりました。

そして、西平・櫻井と同じく「知ってしまった以上見過ごせない」というメンバーが奇跡的に集いました。24時間失敗の許されない銀行のシステム構築の経験のある理事川端、WEB制作の経験豊富な川端、というサイトを運営するにあたり、必須のスキルを持つスタッフが集まり、各メンバーの仕事が一気に加速しアニマル・ドネーションが始動したのです。

こだわりは、寄付する方が選ぶ手数料制、細かな掲載規定、タイムリーで明確な情報開示

dog 「やっぱり無理かも」そう感じる時は多々ありました。次々と襲ってくる問題に対して頑張れたのは、
自分たちのためではなく動物のためと思えたからです。

今回、アニマル・ドネーションという運営母体への手数料は寄付額の0%〜20%の間で寄付をされる方が選べる仕組みにしています(通常の日本の大手寄付サイトでは10%〜15%が自動的に差し引かれる仕組みが一般的)。
これは、私たちにとって運営費を工面していけるのか、のチャレンジです。すべての関係者に「なぜ?」と問われます。実は、これは海外の融資サイトからのヒントでした。少しでも動物のためにがんばる人たちに支援を届けたい、という気持ちは寄付をされる方が一番思っていることです。その気持ちを、尊重しての判断でした。

そしてもうひとつの大きな特徴として、がんばっている団体のすべてに寄付ができるよう「まとめて寄付」という一括寄付システムを導入しました。
また、寄付先の団体の掲載規定を細かく設定したのも、特徴であると考えています。これは、西平と櫻井の株式会社リクルートでの経験が大きいでしょう。媒体制作に携わっていたふたりは、情報を比較検討させるプロであると、言っても過言ではありません。今回、団体の活動が判るよう、取扱頭数やスタッフ数、収支にいたるまで、徹底してヒヤリングしています。そして、寄付金の流れにあたっても、サイト上で明確にタイムリーに判る情報を開示することにこだわった作りにしています。
もちろん、お金を扱うという業務を遂行するため、税法上の確認は重要項目でした。ただ「オンラインで非営利で寄付」という形態は、日本ではまだまだ未発展です。税理士の先生に加わっていただき、問題なく業務が開始するためのリサーチにも大変な労力をかけました。

構想から1年。沢山の後押しをうけて、2011年7月 いよいよサイトオープン

dog 株式会社ONE BRANDの愛犬家向けセミナーで
講師を務める 代表西平。
1年かけて調べた動物業界の寄付に関しての講義を
させていただきました。

構想から約1年。サイトオープン目前、東日本大震災が起こり、スタッフの仕事も激変した中で、やっと2011年7月27日オープンいたしました。スタートはこれから。さんざん考え抜いたつもりでも、カットオーバー3日目には課題が山ほど出てきました。ですが、課題というより前向きな改善とでもいいましょうか、スタッフ一同「あれもこれもしてみたい」という気持ちがどんどんと高まっている状態です。
また船出した私たちには、数々のサポーターたちが現れました。犬のフリーペーパーを発行する株式会社ワンブランドの方々、なんでも出来ることはするよと言ってくださる頼もしいペット業界の方々、宣伝するねといってくださる愛犬猫家の方々等々、心強い応援をいただきました。

「動物のためになにかをしたい」という気持ちは、動物を愛する方の誰にもあり、そのきもちが私たちを後押ししてくれている実感があります。
常日頃、私たちを癒してくれる動物たちへ少しでも感謝できるよう、これからスタッフ一同がんばっていくつもりです。このサイトに来てくださった方々と一緒に、日本の動物たちを幸せにしていくことができればと思っています。


設立の経緯

2010年5月~ 動物のために何ができるか、リサーチ・方向性模索

2010年7月~ 法人設立

2010年8月~ 志を共にする仲間5人が集う

2010年10月~ 企業等へプレゼンテーション

2010年11月~ 取材・制作期間

2011年7月~ サイト設立


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