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悲しい現実「殺処分」数は?

毎日153匹の犬猫が殺処分に

イギリスやドイツに比べると、先進国の中では動物に対して成熟していないと言われる日本。「闇」の部分として、犬猫の殺処分があげられます。

ペットが高齢だから、離婚するから、子供がアレルギー、吠えるから、ブリーダー崩壊・・・、とさまざまな理由で行政に持ち込まれ殺処分されている現実があります。

減少しているとはいえ、毎日153匹の命がとても安楽死とはいえない状況(いまだに多くの行政では二酸化炭素ガス処分*苦しみを伴う処分方法)で亡くなっています。

*平成28年度は5万5,998匹が殺処分されています。:環境省調べ

毎日121匹の救われる命

片や、恵まれない命を救う活動も徐々にですが、実を結んでいます。

自治体によっては、収容された犬猫を譲渡する活動に力を入れる努力をしたり、保護団体が殺処分になる運命の犬猫をレスキューし、新しい飼い主さんを探す活動が活発化してきています。

もともとは保護犬だったが訓練され災害救助犬や聴導犬、セラピー犬として活躍するようなケースもうまれています。

*平成28年度は4万4259匹が譲渡されています。:環境省調べ

 

ペットショップやブリーダーさんへ足を運ぶ前に、施設で新しい飼い主を求める犬や猫(保護犬・保護猫)との出会いを求める方が増えてきているのは、大変喜ばしいことでしょう。

殺処分を限りなくゼロにするためには、保護犬猫と暮らす選択が当たり前の日本になること、猫のTNR活動が進むことが期待されています。

あなたのお住まい・出身の都道府県はどうでしょうか。

引き取られる犬猫の年齢・処分数・返還・譲渡数など詳しくは 環境省自然管理局 「動物の愛護と適切な管理」を参照ください。

http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html

法整備と飼い主の意識改革に期待

一例として海外の法例をご紹介します。

下表のように、諸外国では幼齢動物を販売するときに規制があります。早く親から離すことによりその後の成長に影響を及ぼすことがあると考えられているからです。

また、動物の福祉面を考慮して、繁殖に関しても制限がある国もあります。イギリスでは『雌犬は一歳に達しない場合繁殖させてはならない。六回を超えて出産させてはならない。最後に子犬を出産した日から一年以内に出産させてはならない:犬の飼育および販売に関する1999年法』と法に明記されています。

アメリカでは、ブリーダーへの頭数規制がある州もあります。『商業ブリーダーが所有できる犬の数の上限を50頭と定めた。18ヶ月以上8歳以下の雌犬のみを繁殖に用いなければならない:ヴァージニア州法』。

(*『』内、いずれも環境省調べ)

海外における幼齢動物販売規則の例

日本でも5年に一度改正される動物愛護管理法の整備が期待されています。

アニマル・ドネーションではリサーチ事業として、国別の法比較をしています。

各国との比較
各国との比較
2017.1メディア向け国別データ比較

日本で動物は「命あるもの」と法に明記されています。しかし、命から一歩進み「感受性のある存在」であると認められた時に、人間の動物に対する考えは大きく変わる、また変えるべきではないでしょうか。

数万年も前から共に暮らしてきた犬猫には帰る自然はありません。一緒に暮らすことが必然であると捉え、人間も動物もストレスなく暮らせる社会を築くべきでしょう。